ミャンマー女性のおしゃれ事情

私はサロン経営と化粧品販売のため、定期的にミャンマーを訪問しています。今回は現地で聞いた女性たちの肌や生活のこと、さらにビジネスシーンでの服装などについてお伝えします。

ヤンゴンOLの女性の肌の悩みはニキビ

1位 ニキビ、2位 オイリー肌、3位 シミ

ニキビの悩みが1位となったのは、ここ数年のミャンマー特有の事情があります。 ミャンマー人は伝統的にタナカなどの自然の水性素材をメイク代わりに使ってきたため、基本的に洗顔という習慣がありません。

そのため、最近使われ始めたファンデーションなどの油性メイクをクレンジングする認識が薄くその結果、ニキビに悩まされています。ニキビ解消のため私の開くセミナーでは、朝晩の洗顔を指導しています。

(※タナカという自然化粧素材)
ヤンゴンの女性達はミャンマー特有の自然の日焼け止め、タナカを愛用しています。タナカと呼ばれている木の切り株の樹皮を石で削って使用します。つけると紫外線から肌を守り、涼感を与えてくれます。2000年以上も愛用されているスキンケアです。

また、ミャンマー料理は脂っぽいので、過剰な油分の摂取がニキビの多いもう一つの原因ではないかと考えています。

ヤンゴン女性の睡眠時間帯

基本は、夜10時頃〜朝7時

日本のように夜遅くまで出かける場所も少なく、多くの方が夜10時半には休むようです。朝は交通渋滞が激しいため(大都会ヤンゴンでも電車などの公共交通機関が発達していないため、バスや車を使います。)、これまで30分で済んでいたのが通勤に1時間かかるようになり、早めに支度をして出勤します。睡眠の時間帯は理想的です。

好きな色

ミャンマーでは色に意味やメッセージ性があります。

青=平和
赤=前向き
緑=別れ/地球
茶色・黒=不幸/暗いイメージ

若い女性は青や緑などが好きなようで、洋服にも反映しています。結婚式では、新郎=薄いブルー、新婦=薄いピンク/薄い黄色を着用します。マダムの年齢になると、華やかな色の洋服を着ます。日本とは逆です。

TPOを考えた服装

ミャンマーでは職業や出身地区に対し固定された見方をする傾向にあるようです。そのため、服装やメイクで職業が大体わかります。短いスカートをはいて今風のメイクをしているのはショップの店員さんやファッション関係、OLは民族衣装のロンジーをはいてナチュラルメイクです。

基本的にズボンや肌の露出はあまり好ましくないようです。スカートから出ている足に虫刺されの痕があると、良い環境の育ちと見てもらえません。

企業の社長さんもロンジー着用

ロンジーは大きな布を筒状に縫った、くるぶしまである民族衣装です。様々な素材や色、模様があり、女性も男性も着用します。ミャンマーには100以上の民族がおりますが、民族特有の色や柄もあります。

普段着には木綿のロンジーを着用しますが、お祝いごとには、サテン地に刺繍やキラキラする石を縫い付けた豪華なものを着ます。私もロンジーの愛用者ですが、涼しくて着心地も良く日本の夏にも重宝してます。

2007年からミャンマーに通っていますが、その頃と比べてジーンズやキャミソールを着たりショートカットの人を多く見かけますが、ミャンマーの女性が好む長い髪とロンジー、そして太い眉とタナカ愛用は本質的に変わっていない気がします。

男性はズボンが多くなりましたが、私が出会った現地の社長さん達の多くはロンジーを着用していました。(外資系会社は別です)

日本人がビジネスをするときの服装

現地でビジネスをする際には服装に気を遣います。日本人として営業する場合には洋服にしますが、現地の友人の会社を訪問する時にはロンジーを着用します。

会食に招待された場合には、パーティ用の光る刺繍のあるロンジーとスカーフを身につけ、ヘアメイクも少し意識します。

ミャンマーは様々な民族の共存する社会ですので、TPOに合わせて民族の模様の入ったロンジーを着ることもあります。とはいえ、外国人はあまり詳しくわからなことがありますから、普通のデザインでも良いと考えます。

パゴダ(お寺)に行く時はロンジー

パゴダに行く時は観光客でもロンジーを着ることがオススメです。(ロンジーは手頃な値段で買えます。また、好きな布を買って仕立ててもらうこともできます。)外国人にやさしいミャンマーでは、外国人はどんな格好で参拝してもOKと言われますが、信心深い現地の方の気持ちを尊重してロンジーを着ていくと、周りの方に丁重に接してもらえます。

パゴダのお参りの仕方(おまけ)

ここで、パゴダでのお参りの仕方をレクチャーしましょう。
入口に靴を預ける場所がありますから、靴を脱いで建物に入ります。丸い建物を時計回りに回り、本尊の前で正座してお参りします。途中に沢山の仏像がありますが、それは各曜日の神様です。ミャンマーでは生まれた曜日で占いをしますので、ご旅行の際は自分の生まれた曜日を調べておくといいでしょう。

大きなパゴダのほとんどが日差しを浴びても熱がこもらないタイルを使用していますが、はだしで歩くと暑いことがありますから、午前中または夕方以降の方が回りやすいかもしれません。日本と違い、夜遅くまでお参りの人が多いです。さらに日本と違い、仏像の光輪に電飾を使っていることが多いので、驚くかもしれません。感じ方の違いが現れています。

まとめ

・ヤンゴン女性の悩み1位はニキビ
・ヤンゴン女性の睡眠時間帯は理想的
・日本に比べて華やかな色を好む傾向
・TPOに合わせた身だしなみ
・現地の社長さんもロンジー
・日本人のビジネスパーソンは洋服でOK
・パゴダ参拝にはロンジーがオススメ