肌も健康もバランスが重要:乳酸菌利用法

何事にもバランスが大事ですが、それは肌にも当てはまります。腸は善玉菌と悪玉菌のバランスによって働きを保っています。同じように、肌にも善玉菌と悪玉菌がおり、そのバランスを保つことで美しい素肌がつくられます。常在菌のバランスを保つには、乳酸エキスがオススメです。

腸の働きが落ちると、肌荒れになります

腸には飲食した流動物に含まれる各種栄養素、食品添加物、農薬、細菌、ウイルス、色々な化学物質などさまざまなものが混合しています。このごった返したメチャクチャな流動物を腸に備えられた巨大センサーが良いものと悪いものに識別し、体に良いものを吸収し、悪いものを排除するという見事な作業をしています。

排除できなかった有害物は、腸と肝臓を結ぶ門脈を通って直接肝臓に運ばれ、肝機能を阻害し、やがて肌を荒らします。便秘になると肌が荒れるのはそのためです。

肌の役割

肌は生命を維持する上で大変重要な役割を果たしています。肌は外界と体内の調節機能として、さらに外界の寒暖の刺激、凶悪な細菌などの侵入を防御する働きとして、重要な役割をしています。

また、肌は排泄器官としても重要です。血液は弱アルカリ性を正常とするので、過剰な酸、さらに有害物質なども汗と一緒に排泄します。

素肌美をつくる肝心な要因は肌に住む多くの微生物とのバランスです。汗腺や毛穴には有害菌や有効菌が腸内細菌と同じように雑居して仲良く共棲しながら凶悪な細菌類と戦っています。

乳酸エキスは腸のバランスを調えます

乳酸エキス(乳酸菌エキス、乳酸菌生成エキスなどともいいます)とは、複数の乳酸菌を培養して熟成させた後、有効成分を抽出したものです。生きた菌ではないので、胃酸で死滅することなく腸まで届きます。

肌に潤いがあり、つややかで弾力性の張りがある時は、栄養バランスがよく、からだの器官や臓器の働きが優れている証拠です。乳酸エキスには腸内細菌の有効菌を活性化するばかりではなく、腸機能を活性化する働きもあります。

乳酸エキスは肌のバリア機能を活性化させます

手を洗い清潔にすることは大切ですが、薬用石けんで手を洗い続けると肌荒れになったり化膿しやすくなります。これは、薬用石けんで肌に常在している雑菌をすべて無くしたため、空気中の悪い細菌が繁殖したためです。過剰な殺菌剤使用により肌の健康を失うことになります。

これを防ぐには、乳酸エキスを飲んだり、肌につけたりすることです。そうすることで肌の常在菌のバランスが調い、外部からの刺激を防ぐバリア機能が活性化します。肌荒れを防ぐので、アレルギー、特にアトピー性皮膚炎に有効です。乳酸エキスは美容に欠かせないものなのです。

化粧品に含まれる化学物質にも乳酸エキスが有効

最近の化粧品は、天然物のナチュラル化粧品が流行になっていますが、すべてがナチュラルかというと、そうではありません。栄養クリームや乳液に調合添加するものが自然品であっても、ベースとなる基材には流動性パラフィンやラノリン、プロピレングリコールなどの化学物質が使われています。ツルツルするという感触の多くが化学物質なのです。

このように、ほとんどの化粧品には化学物質が使用されていますので、その害から肌を守る乳酸エキスを使うのがオススメです。

乳酸エキスの使い方

スキンケアには、手持ちの化粧水に乳酸エキスを2〜3滴落として肌につけます。口内炎に原液をつけると、すぐに治ります。また、お腹を壊した時に飲用すると、悪いものが早く排泄されます。お腹を壊した時ばかりでなく、普段から飲用すると腸内がきれいになるといわれています。

生きた菌ではないので、熱い飲み物や料理に混ぜても大丈夫です。ぜひ、乳酸エキスを活用してみてください。

まとめ

・便秘で肌荒れになります
・肌には外界の刺激から体を守る働きがあります
・肌には有害物質を排泄する働きもあります
・乳酸エキスは腸と肌の働きを活性化させます
・乳酸エキスは肌のバリア機能を高めます
・多くの化粧品には化学物質が使われています
・乳酸エキスは化学物質の害からも守ってくれます
・乳酸エキスは肌につけても飲用してもよいです