アレルギーのある方(かぶれる方)

原因
アレルギーの原因となる物質と接触をして 皮膚から吸収されると、皮膚の細胞(たんぱく質)と融合してリンパ節に届きリンパ球が その物質を異物と認識するようになります。そして、アレルギーの原因となる物質の吸収を何度も繰返し、その結果過去に異物として認識された物質を排除しようと身体が働き 湿疹ができます。

対策
肌に触れるものに充分に気をつけてください。洗剤・化粧品の化学成分をさけ、肌を守るために充分な保湿を行いましょう。
オススメ
合成界面活性剤、安息剤などが配合されているスキンケアは避けましょう。
同時に肌のバリア機能を高めるために、化粧水や美容液、クリームなど保湿性が高いものをお使いください。

紫外線による肌の老化について

紫外線を浴びると、しみやしわ等を引き起こす原因となるため 肌の老化が早くなります。
短い間紫外線を浴びただけで、数時間後には皮膚のコラーゲンを切断する酵素の分泌がされ始めます。日に焼けて、肌表面が黒くなる事よりも 少しずつ蓄積されていくダメージの方が大きいため、UVケアは欠かさず行ってください。
対策・・毎日使うUV製品は 肌負担が少なく(SPF21位まで)栄養成分などが配合されたUVがオススメです。

肌の乾燥(シワ)

原因・・女性の肌は、ホルモンの関係上20歳をピークに衰えていきます。

女性ホルモンの分泌量が低下し始めると、天然保湿成分が減少しその結果 肌の乾燥が始まります。

肌が乾燥すると、肌表面が乾き角質層に隙間が生じます。

この隙間を通して、表皮内の水分がうばわれ 外部からの紫外線も表皮内に影響を及ぼす事になり その結果水分を失った表皮は硬くなりシワが出来やすくなります。

対策・・肌の潤いを保つため高保湿の化粧類を使用しましょう。

肌の疲れ(たるみ)

原因・・肌の弾力は年齢と共に減少していきます。それは、女性ホルモンの低下が理由のひとつです。その結果 膠原成分(コラーゲン)や弾力繊維(エラスチン)の分泌量が代謝の低下と共に減少する事によって 弾力も減少してしまうためです。

対策・・化粧料を塗布する際、顔筋にそったマッサージを行いながら 皮膚下にある老廃物を流すことを意しましょう。

肌荒れ(ニキビ・湿疹)について

原因・・外気から肌を守る表皮構造の一番上に角質層があります。

角質層に存在すると言われている アミノ酸や尿素などで構成されており、この天然保湿成分が角質層全体に潤いを与えており、角質層内は分子が何層も重なり合いセラミドや脂肪酸などの脂質分子と水分分子が層状に並んだ構造となり肌を保水する役目があります。

乾燥により水分が不足すると細胞がしぼんでしまい ケラチン繊維が凝縮されます。

そうすると角層の弾力が失われるうえ、水分分子に隙間ができ バリア機能が低下します。外気の刺激が表皮内に影響し、そのために湿疹やニキビが起こります。

対策・・保湿や収れん目的配合の化粧水を、乾燥を感じる時期には、何度も重ねづけをしましょう。(1回の量は同じで繰り返すこと)

ケミカル製品の危険性 !?

皮膚科医も懸念するスキンケア業界

合成の防腐剤通常の化粧品において、最も多く使われているのが、「パラベン」で医学界でも肌へのアレルギー性がみとめられ環境ホルモンへも影響があると言われております。

合成香料:一部の香料はアレルギーを引き起こす原因となり、ホルモン分泌にも影響を与えるため発がん性や不妊などへの影響を及ぼす可能性があります。

合成の油剤:石油から作られる合成の油剤は、化粧品の保湿効果や安定剤のために多く使われていますが、合成の油剤はさらに伸びがいいという理由で多用化されています。しかし肌の健康を損なわせる要素と長期間使用するうちに肌の乾燥やくすみの原因にもなります。

合成の紫外線吸収剤:紫外線から肌を守るという目的で合成の紫外線吸収剤は、高い数値のSPF製品に含まれていることが多く、この紫外線吸収剤は配合量が高くなるほど肌へ負担がかかり、長期間使用するうちに真皮への影響を及ぼし乾燥やくすみの要因にもなります。

合成の界面活性剤合成界面活性剤の肌への懸念は、たんぱく質変性作用があるために皮膚の深部に浸透して、皮膚バリアを壊してしまうことにあります。現在乾燥肌の悩みが急増しているのも、この合成界面活性剤が大きな原因となっているのでは?!と言われております。合成界面活性剤によって乾燥肌になった後、さらに肌が薄くなり ついには敏感肌にいたる場合も多いようです。

「日本皮膚科学会ガイドライン:119(9),1757―1793,2009」

「 COSME TECH JAPAN Vol.3No5香粧品香料の安全性の歴史」に基づき作成

自然派化粧品の課題とは?

コストが高い:ナチュラルコスメのもっとも大きいデメリットは値段です。安価なケミカルを使用しないので、原価が高くなります。

即効性に弱い: 通常のケミカルコスメのような 即効性はなく効果を得るには使い続ける必要があります。

フレグランス用途には向かない: 合成香料や着色料を使用していないので、綺麗な色や香りを求めることができません。多くは自然本来の香りなのです。

消費期限が短い: 防腐剤を使用していないので製品管理に工夫が必要。開封後は冷蔵庫保存をして期間内に使いきりましょう。

なぜ自然派成分が良いのか?

肌に優しい:ケミカルコスメは成分を早く肌の内部へ浸透させることが目的ですが、ナチュラルコスメは時間をかけやさしく保湿して お肌を健康に保つ目的です。

使用感が良い:ナチュラルコスメは、使い心地が非常にサラっとしておりますが、じっくりと時間をかけてお肌へ働きかけます。

使い続けることで 本来の素肌美へ:ナチュラルコスメは、肌への浸透がゆっくりとしているため、すぐに効果が現れるわけではありませんので、最初は物足りなさを感じる方がいらっしゃるかもしれません。けれども、長く使い続けることで、肌本来のすこやかな状態に近づいていくでしょう。

今だから!?起きる肌荒れ

気温や湿度の低いこの季節は、肌に良い時期とは言えません。外出時は北風に肌をさらし、室内や電車では暖房風にあたるために、肌が乾燥気味になります。日本では、クリスマスやお正月など年末年始のイベントも多く、夜更かしや食生活の乱れなど普段の生活リズムが崩れがちで、この時期に肌荒れや、体調不良で悩む声が毎年多く聞こえてきます。1月のいま、オススメするケアをお伝えしましょう。

春や秋と同じケアをしていませんか?

日本には四季があり 気温や湿度の変化に応じて肌も日々対応しています。肌が乾燥する時期には、これまで以上に保湿が必要となります。

保湿のポイントは、化粧水をつける量を増やすことです。1回の分量は同じにしていただき、これまで1回塗布した方は2回、2回塗布した方は3回へと、化粧水を塗布する回数を増やします。(使用法にある分量は年間を通し参考までの目安です)冬の時期はたっぷりと化粧水で保湿をしてください。

十分な保湿後は、顔表面に化粧水が残る感じがします。その時は首などのケアとして伸ばしてください。その時には、コットンを使用するのではなく、必ず手のひらを使うようにしてください。

今選ぶのは、混合肌用か乾燥肌用 どっち?

肌の水分が足りなくなると自然に皮脂分泌が活発になるために、分泌量の多いTゾーンの脂が気になります。そして多くの方がTゾーン以外の皮脂は気にならないので、混合肌用スキンケアをお使いになっていると思います。

もし今の時期にTゾーンの皮脂が気になる方は、乾燥肌用の製品を使うことで皮脂分泌が収まることがあります。試し方は、寝る前に目元口元を美容液やクリームでしっかり保湿した翌朝、鼻回りのテカりが収まるようでしたら、冬の時期には、乾燥肌用のスキンケアをオススメいたします。そして化粧水を何度も重ねづけして保湿を意識してください。

そのマスク大丈夫?

今の季節は風邪予防や寒さ対策でマスクをしている方を多く見かけます。ひと昔前はガーゼのマスクが主流でしたが、衛生的な使い捨てマスクが多くなりました。最近は様々な素材のマスクが販売されています。

もし肌荒れ部分がマスクの当たる肌箇所の場合は違う物に変えてみてください。意外にマスク素材が原因の肌荒れは多いのです。(リサイクル素材は様々な物が混ざり何に反応しているのかわかりません)

口元やあご回りのニキビが増えていませんか?

色々な行事などが多い年末年始を過ごしてきた身体は、普段のリズムと違う生活になりやすく睡眠不足や片寄った食生活となり、便秘や生理不順などの原因になります。その結果口元やアゴ元にニキビなどが表れることがあります。

出来るだけ就寝時間を安定させて、起床時にはお日さまの光を浴び体内時計を戻すように調節してください。身体はリズムを好みますので、オフの日でもしばらくは規則的な生活リズムを意識して過ごすと良いでしょう。

食事は繊維質・ビタミン・ミネラルを意識した物を取るようにしましょう。今の季節は、身体を温めてくれる根菜類などのスープがオススメです。

肌はくすんでいませんか?

年末の過度な家事や仕事ストレスなどが 代謝不足となり肌に表れるのがこの時期です。ターンオーバと呼ばれている肌代謝は、表皮内で起こる28日周期のサイクルです。新しい肌細胞は血液から真皮、そして表皮へと上へあがってきます。

28日肌サイクルの詳細は、表皮下部から表皮上部へ14日間かけて表れます。その後、表皮上部にある角質層に14日間滞在し 古い角質となって剥がれ落ちます。肌代謝が悪いと角質層に滞在する期間が14日間より長くなり お顔全体がくすんだように見えるのです。

身体や肌の代謝をあげるために適度な運動や、顔筋マッサージなどがオススメです。
オススメのマッサージ法は過去のコラム『ターンオーバーは正常ですか?』で紹介しています。

加湿器は清潔ですか?

冬の乾燥時期になると活躍するのが加湿器です。水を溜めて水蒸気で湿度を発生させますので、雑菌の繁殖も気にしなければなりません。肌が乾燥していると肌バリア機能が低下しているため、外気の影響も受けてしまいます。加湿器は洗浄しやすい物を選び、小まめにお掃除をしましょう。

まとめ

・乾燥時期には化粧水の重ねづけで十分な保湿をしましょう
・今時期の肌状態を知り、混合肌や乾燥肌のスキンケア選びをしましょう
・頬の肌荒れは、マスク素材を見直しましょう
・睡眠や食生活の生活リズムを元に戻しましょう
・くすみ対策は、運動や顔筋マッサージをしましょう
・加湿器のお掃除は小まめにしましょう

ファンデーションについて考えてほしい事

日本社会では、女性がメイクをして人と会う事が常識となっており そのため素肌で外を出歩く女性の数は減っています。ファンデーションを付けるのが常識となってしまった今、テカる原因や出来る対処法をお伝えします。

そもそもファンデーションとは?

ファンデーションは大きくわけると3種類あり、「パウダーまたは白粉(おしろい)」、「リキッドファンデーション」、そして「パウダーファンデーション」と呼ばれているものが 現在の主流です。

・パウダーまたは白粉(おしろい)
パウダーまたは、白粉(おしろい)の主成分の多くは、鉱物や粘土など油性をほぼ含まない物で配合されています。油分が少ないためメイクは水溶性のローションなどで簡単に落とす事ができますが、肌の油分も吸収してしまうので 下地にしっかり油分ケアをしなければ 目元や口元がカサカサした仕上がりになってしまいます。

・リキッドファンデーション
リキッドファンデーションとは、先に書きましたパウダーの下地に使用するために日本では昭和30年以降に発売されパウダーに足りない油分を配合した物です。 リキッドファンデーション+パウダーの2種類を使用することで、油分と粉成分のバランスが整い仕上がりもしっとりします。しかし油分があるということは、油性クレンジングが必要と言うこと。メイクを落とすためにクレンジングクリームを使うことが必要です。

・パウダーファンデーション
白粉に油分を混ぜてクリーム状にして固形化したものがパウダーファンデーションです。製造上粉と油を混ぜる際にケミカルが必要となるため肌の弱い人には長時間使用するとかゆみや赤みが出る場合があります。リキッドファンデーションと同じで油分があるため油性クレンジングが必要です。

ファンデーションが与える肌への影響

ファンデーションが肌に良いか?と聞かれる時には、「良くありません」と答えてしまうくらい、長時間肌に塗布していると肌へ余分な負担をかけてしまいます。そしてメイク落としの際にかかる肌負担を計りますと、決してオススメしたいアイテムではありません。

元々ファンデーションの原料には、肌の水分を奪い取ってしまう物が配合されています。保湿をしっかり補い、その上でファンデーションをお使いください。

保湿に関しては、『冬の乾燥肌対策(スキンケア編)』をご覧ください。

午後や夕方に肌がテカる理由

ファンデーション成分は肌の水分を徐々に奪っていきます。そして水分が足りなくなった肌は身体へ信号を出し、肌を守るため皮脂分泌を活発にします。結果、皮脂分泌が活発な箇所がテカるということになります。

健全な肌信号なので、身体が元気と言うことなのですが、テカりは気になるものです。ファンデーションを塗布する前に十分な保湿を行いましょう。そして必ずクレンジングで落とし 肌を休ませてあげる時間を長く持つことを意識してください。

UVケアファンデーション

空気中の色々な汚染物質から肌を守る方法の一つにUVケアがあります。最近、多くのファンデーションには、SPFやPAが表記されています。但し、SPFの数値が高いためにシミなどが目立たなくなるのかは別です。あくまで 紫外線防御率の数値であり、肌を均一に見せる成分とは 別な物です。

UVケアについては『夏本番!!紫外線対策の再確認を』の記事をご覧ください。

ファンデーションを長時間のせていると、肌への負担がある事を意識してください。そして、顔のテカり=ご自身の肌がオイリーとは限りません。保湿不足が原因となる場合がありますので、肌に合ったファンデーションを選ぶようにしましょう。